こんにちは、部長の宮島です。
中古マンションの資料を見ていると、
「広告には専有面積65㎡と書いてあるのに、登記簿を見ると62㎡になっている」
ということがあります。
初めて見ると「どっちが本当なの?」と思いますよね。
実は、これは珍しいことではありません。
不動産の面積には「壁芯面積」と「内法面積」という2つの考え方があります。
簡単にいうと、壁芯面積は壁の中心線で囲んだ面積。
一方、内法面積は実際の室内側の壁面から測った面積です。
当然、壁の厚みがある分だけ、内法面積の方が小さくなります。
マンションの販売図面では壁芯面積が使われることが多い一方、登記簿上の床面積では内法面積が使われるのが一般的です。
そのため、
広告:65.00㎡
登記簿:62.00㎡
というような差が生じることがあります。
ここで注意したいのが、住宅ローン控除などの税制上の面積要件です。
「広告に65㎡と書いてあるから大丈夫」と思っていても、制度によっては登記簿面積が基準になる場合があります。
つまり、単純に広告の面積だけを見て判断すると間違える可能性があります。
不動産仲介の現場では、物件概要書だけを見るのではなく、登記情報や重要事項説明書などを確認しながら、どの面積を基準にするべきなのかを整理します。
中古マンションを購入するときは、
「この部屋は何㎡ですか?」
だけではなく、
「その面積は壁芯ですか?登記面積ですか?」
と聞いてみると、少し不動産に詳しくなった気分になれるかもしれません。
不動産の数字は、同じ「面積」でも、どの資料のどの数字なのかによって意味が変わります。
こういう細かい違いを一つずつ確認していくことが、実は不動産購入ではかなり重要です。