BLOG 令和4年度住宅ローン控除について

令和4年度住宅ローン控除について

  • 不動産業界の事

こんにちは。営業の津端です。

令和4年度以降の住宅ローン控除に関する措置が確定しました!
今から住宅購入をお考えの方には必ずお得な情報となりますので、
しっかりと抑えたいところです。

一番注目されている点は住宅ローンを利用して受けられる控除率は令和3年度までの1%と比較すると0.7%と0.3%分減少する点ではないでしょうか。

額面でいうと、
【令和3年まで】  【令和4年度から】
MAX400万円  → MAX273万円

約127万円の差が生まれました。この差を大きいと捉えるのか…

※その他の新築住宅の場合

また、今回から借入限度額の上限の見直し、細分化が行われたため、
購入する物件のグレードによっても控除額が変動してきますので、
その点はしっかりとご自身で確認しつつ、わからなければその都度、担当の営業やお近くの税務署でご確認いただくのがよろしいかと思います。

今回の改正で多くの方が気になった点は、
控除率、借入限度額の減少とネガティブな要素に傾きがちかと思いますが、
実は今まで住宅ローン控除の恩恵を受けることが出来なかった人にも日の目を浴びることが出来る改正になっています。

特に注目すべきは、現行法では非耐火住宅で築20年、耐火住宅で25年、建築から経過した住宅は耐震基準適合証明書を発行できる物件しかローン控除を受けることが出来ませんでした。
しかし、今回の改正により、昭和57年以降に建築された(新耐震基準適合住宅)住宅であれば住宅ローン控除を受けることが出来るようになったため、
お引渡しを受ける前に耐震基準適合証明書の発行が必要なったようです。
※一部の自治体では、現在でも耐震基準適合証明書の発行が必要となるようですので、事前にご確認ください。

新築物件にばかり恩恵を受けることが出来ていましたが、
今後中古物件を検討する上で一つの材料としてお考えいただくと良いかと思います。

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