築年数の古い不動産は「手間がかかる」「売れにくい」と思われがちですが、実際には適切な手続きと専門家連携で価値を生かせます。
よく言われるのは、「建物を解体してから売った方が良いですか?」「建物をリフォームしてから売った方が良いですか?」と言われますが、物件の状況によって最善の売却方法は異なります。
株式会社アクティブホームは、弁護士・司法書士・税理士・家屋調査士・建築士・不動産鑑定士などの専門家と連携したワンストップ体制で、売主様の負担を最小化しながら最大の回収を目指します。
まずは現地を拝見させてください。状況に応じた最適プランを提示します。
売却時の注意点
- 建物の安全性(構造・耐震)
- 築年に伴う劣化、シロアリ被害、基礎・軸組の腐食、雨漏りの有無。
- 耐震診断や補強見積りを建築士が行い、補強が必要かどうか判断します。
- 給排水・配管・設備の老朽化
- 給排水管や下水接続、電気容量、ボイラー・給湯器などの老朽化は買主負担や価格に直結。交換費用の概算を提示します。
- アスベスト・化学物質の有無
- 建築年代によってはアスベスト使用の可能性あり。必要に応じて調査と除去見積りを手配します(専門業者対応)。
- 法令・用途規制
- 増改築履歴の未届出や未登記増築部、用途違反、建築確認の有無を確認。違反がある場合の是正案を弁護士・建築士が提案します。
- 権利関係・登記の確認
- 抵当権、仮登記、共有者、借地権、相続未了など。司法書士と協力し名義整理や抹消手続きを行います。
- 税務面の留意点
- 譲渡所得、譲渡損失の繰越、相続が絡む場合の税務計算や特例利用。税理士が売却スキーム(時期や形態)を税務面で最適化します。
- 境界・土地面積の確定
- 境界不明・測量未実施の場合、家屋調査士/測量士が現地測量を実施し図面を整備。境界トラブル回避のための証拠づくりを行います。
- 価格評価の難しさ
- 築古物件は周辺相場だけでなく建物残存価値や再建築性、用途転換可能性などを勘案する必要があり、不動産鑑定士の鑑定が有効です。
- 売却方法ごとの利点・注意点
- 仲介:高価格を狙えるが時間がかかる。買主への重要事項説明を丁寧に実施。
- 業者買取:早期現金化・瑕疵対応の手間軽減。ただし査定は厳しめ。
- 解体・更地売却:解体費用と更地需要を比較して判断。補助金や助成の可否も調査。
- リノベーション販売:リフォームで価値を上げた上で販売するスキームも提案可能(費用対効果を提示)。
- 契約条項・瑕疵担保の扱い
- 建物の瑕疵(隠れた欠陥)や設備故障に関する責任範囲を明確にするため、特約条項を作成・チェックします。
- 引渡し前の実務
- 残置物の撤去、ライフラインの停止手続き、固定資産税の精算、引渡し日程調整などの実務を当社が代行します。
- 相続・共有の対応
- 相続人が複数いる場合の同意取得や相続税シミュレーション、共有持分売却の方法などを司法書士・税理士が支援します。
- 保険・免責の確認
- 火災保険や地震保険の扱い、売買後の保険継承や買主向けの加入案内もサポートします。
- 市場対象の選定
- 居住用としての需要が低い場合、投資家、事業用(倉庫・店舗)や敷地活用(駐車場等)を狙う販売戦略を作成します。
提携専門家(当社のサポート内容)
- 弁護士:契約書チェック・特約相談、法的トラブル予防・解決。
- 司法書士:登記手続き、名義整理・抵当権抹消手続き代行。
- 税理士:譲渡所得税、相続税対策、売却スキームの税務最適化。
- 家屋調査士/測量士:現況測量、床面積確定、境界調査。
- 不動産鑑定士:鑑定評価書の作成、価格根拠の提示。
- 一級建築士・耐震診断士:耐震診断、補強提案、増改築履歴の整理。
- 解体業者・残置物処理業者:安全な解体・撤去、費用見積りの比較。
- リフォーム会社/設計事務所:リノベーション提案・工事管理。
- 不動産ファイナンス(買取業者):即時買取やリースバック等の資金スキーム提案。
当社がワンストップで窓口となり、複数の専門家間での調整・見積り比較・同行相談まで対応します。
売却の流れ(例)
無料相談・現地確認(写真・室内診断含む)
専門家によるリスク分析(耐震・配管・権利・税務等)
売却方針の提示(仲介 / 買取 / 解体更地 / リノベ案)+概算査定
必要手続きの実行(登記整理・測量・除去工事・補強等)
広告・販売活動(買主層に合わせた訴求)
交渉・契約(弁護士・司法書士サポート)
決済・登記・引渡し・アフターケア
よくあるご質問(Q&A)
Q
築古物件は本当に売れますか?
A
売れます。用途転換やリノベ向け、業者買取、敷地活用(駐車場等)など複数の売却方法で買主層を広げられます。当社は適切なターゲット選定で販売活動を行います。
Q
解体してから売るべきですか?
A
解体費用と更地需要、補助金・助成の有無を比較して判断します。ケースによっては「現況有姿(古家付き)」で売った方が高くなることもあります。試算してご提案します。
Q
アスベストの可能性があると言われたら?
A
専門調査と必要な除去見積りを行い、費用負担や販売方法(告知方法)について各専門家と協議します。安全確保と法令遵守を最優先に進めます。
Q
相続が絡んでいます。売れますか?
A
相続人の同意や相続登記の整理が必要になります。司法書士と連携して手続きをサポートします。
築年数の古い不動産の売却でお悩みの方へ
築年数の古い不動産も、適切な手続きと専門家のサポートでスムーズに売却できます。
「古くて売れない」と思う前に、まずはご相談ください。
最適な売却方法を無料でご提案いたします。