高く売るだけが全てではない?

こんにちは。営業の津端です。

不動産の価格高騰に伴い、
弊社でも昨年度に続きご売却のご相談を多くいただきます。
今回は、不動産の売却において高い金額で売却することが全てではないということをお伝えしようと思います。

まず、不動産を高く売るための条件とはなんでしょうか?様々な条件はあるかと思いますが、
一番は「個人のお客様に購入してもらう」ではないでしょうか。

次に、不動産価格を引き下げてしまう要因はどこにあるでしょうか?
不確定要素の多さにあると思っています。
例えばですが、一般のお客様が土地をご売却する上で、確定測量図(全ての隣地の方や役所と立ち会いを行い、境界を確定させて印鑑をもらった図面)や
私道の通行掘削承諾書を取得していないなど、買主側がこれから取得しなければならない、
または購入後取得できない可能性があるなどの不確定要素を多く持った物件は価格が下がりやすい傾向にあります。

それらの物件は、一般的には金融機関の融資もつきにくい傾向にあり、
一般の顧客は現金で購入する必要があるため、購入者の幅が極端に狭まってしまいますからです。



もちろん、それら全ての条件があらかじめクリアになっている物件は資産性があり、高い売価がつきやすいです。

また、不動産の買取業者に物件を買ってもらうのも一つの手です。

不動産業者に土地を買ってもらう上でのメリットは、

❶不確定要素があっても金融機関関係なしに現金購入してもらえる。
❷契約不適合責任を免責で売却できる。
❸決済までのスピーディー。

特に❷の契約不適合免責というのは大きいです。
土地を買ってもらったのにいざ建物を建てようとしたら、
地中内埋設物があり余計な費用を請求された。
みたいなことが対業者ですとなくなります。

一方、デメリットは、

❶売価が下がる

ぐらいでしょうか、、、
見えないリスクを業者が背負ってくれる分、
売価が下がるのは当然のだとは思います。
一般的には実勢価格の7割で買ってもらえるという認識があるようですが、


時期やその会社の状況によっては、8〜9割で買ってもらえるということもありますので、一度検討してみてもいいかもしれません。

弊社では、お客様がお持ちの不動産をどのようにご売却すれば一番利益を得ることができるのかご提案しております。ぜひ、一度ご相談ください。