敷地内における電柱について

こんにちは!


営業部課長の宮島(みやじま)です。



先日ですが、買主及び売主双方が業者間の不動産取引をさせていただいた際のお話を
少しさせていただきます。



今回の件は、【敷地内の電柱】についてです。



皆さん、敷地内に電柱があり、邪魔で抜いてほしい時どのくらいの期間で電柱を抜いてもらえると
思いますか?



電柱を所有している会社によっても異なりますが、大体数か月かかります。1.2週間では基本的に
抜けません。



この話を、一般の方の不動産探しに置き換えると、注文住宅用地として土地を購入し、いざ建物を建てようと
思ったら電柱が邪魔で建物が建てられず、抜かなければいけないという場合が考えられます。



じゃあ待って抜けばいいじゃん!と思われる方もいらっしゃいますが、基本的には住宅ローンを組んで
購入する方が多いと思います。その場合は注意が必要です(全額現金の方はあまり関係ないかもしれません)。





住宅ローンの種類にもより、すべての住宅ローンに当てはまるわけではないのですが、基本的に土地先行決済
(土地金額分の融資を先に受け、建物が完成した際に建物金額分の融資を受ける)になります。その際注意
しなければいけないのが、住宅ローンの元金が月々の支払いで減っていくのは、建物融資が終わった時からになります。



要は、土地分の融資は元金に充当されません。土地分はあくまで土地kん額分を銀行から仮に借りているだけで、
月々の返済はただの【利息】になります。



本丸の住宅ローンは建物お引渡が終わってから始まります(仕組みをもっと細かく書くと膨大な量になるので省略します)
。全部が全部この住宅ローンの形ではないと思いますが、私が知っている限り、金利や諸経費、その他諸々の費用を
鑑みると、この住宅ローンが一般的に使われています。




ここで電柱の話に戻ります。土地の引渡しが終わってから3か月間、電柱を抜かないと建物が建てられないとなると、
3か月間の月々の支払は無駄になります。どぶに捨ててますね。



敷地内に電柱があるのかないのか、不動産取引においては重要な問題となってきます。ただ、敷地内に電柱があったら
その土地は良くない!という訳では一切ありません。そもそも邪魔にならないのであれば関係ありませんし。



もし敷地内に電柱がある場合は、どのような状況で今後どうしていくのか、建物を建築する際に邪魔になるのかならないのか、
一度確認する必要がありますね。



ちなみにですが、電柱が敷地内にある場合は電柱だけではなく、電柱についている電線も気にする必要があります。電線の話を
今からすると終わりませんので、また今度書きます。



以上で今回の記事は終わります。



最後までご覧いただきありがとうございました。